恥さらし女医の話その①
知ってる?一昔前は女医さんっていうだけで珍しがられたんよ!
私はものすごいオバハンです。そして何とかつては(自称)美人女医でもありました!今やピンとこないかもしれませんが、ほんの20〜30年前には「女医」ってまだまだ希少価値?的なものが残存しておりました!
学生時代はあの儚い夢のバブル期!ほんまにアホやったわW
こんなこと言っても信じられへんかもしれませんが、その当時、女医さんに会いたければ私大の医学部に行けって言われてました。私大医学部女子→金持ちで頭もいい、国立医学部の女子よりも医療業界について詳しい、結婚するなら私立のお嬢様!という思考回路。あの頃は「女子大生」というのが一つのステイタスやったんよ。いい時代やったね。そして「勉強する奴はダメな奴」的な阿呆な思考回路が蔓延。今考えると本当に忸怩たる思いがしますが、全然勉強しなかったわ〜!研修医になったら勉強するのだ!とかアホなこと考えていたよ、そして本当に研修医になったらブラック企業も真っ青の恐ろしい過酷勤務が始まり、まじで勉強する暇がなかったという。。。
い最近の女医さんはみんな偉いねぇ💓
いやすみません、要するにいかに私がアホであり続けたかという話しかしてませんね。まあシャーないけど。残念ながら深く勉強する習慣のないまま医師免許を取得し、その後も色々あって現実逃避するかのように病院に入り浸り働きまくりの日々が続きました。若い時は学会発表も随分させていただいたけれども、今にして思えばもっときちんとやり遂げられたことがたくさんあったはずなのにな、という悔しい思いが募ります。この辺の気持ちはまた後日語りますね。自分の失敗と反省を語るのは辛いことですが、これからの時代を生きる若い女医さんが万が一同じような落とし穴に落ちないよう、書いておきたいのです。特に精神的な安定を保つことは一番大切なことです。自分が幸せでなければ患者さんに最良の治療をなすことはできませんしスタッフと良い関係をきずくこともできません。これまじホントよ💓