「女医さん」のイメージ考
「女医」ってどんなん?
先日第一稿で「女医について思うところ」を自身の体験から熱く書き始めたのですが、はて…そう言えば、女医さんのイメージってどういうものなんでしょう?
華やかなイメージ?
最近ではタレントさんとして活動しておられる方も増えたし、ベストセラー本を連発して各方面に大変な影響力を持つ方もおられますので、華やかな活動ばかりが印象に残ってしまうかもしれません。でも、、、私の知る限り、女医達はごく普通に仕事をする「フツーの女性」ですよ、当たり前ですけど。というより、ワイドショーコメンテーターなどのキラキラ系有名女医様達は普通の「女医」じゃないです、お仕事の一環としてマスコミ等を通じてキャリア形成を行なっている「別枠の女医さん」です。各方面に才能豊かな方々が適材適所でスポットライト浴びておられるのです。
- 作者: 宋美玄
- 出版社/メーカー: ブックマン社
- 発売日: 2010/05/21
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華やかなイメージじゃなくて…
体験談を一つ。
私は現在小学校高学年の子を持つ母親なので子どもを通じた横のつながりを持っています。いわゆる「緩い関係のママ友」です。子が小さかった時から保育所一時預かり→無認可託児所→幼稚園→公立小学校、と色々な場で「お母さん」して来ましたが、一貫して自分の職業を明言していません。理由は簡単で、トラウマがあるからです。かつて子がまだ0歳児だった頃、たまたま私の職業を知った周囲のママ達の態度が豹変したのです。
どう豹変したか?…そうですね…私は地味な人間で、児童館などでママ達の集う場所では目立たない埋もれた存在でした。ところが、職業が分かった途端周囲の態度は豹変!!!名前もうろ覚えの人がまるで昔からの親友であるかのように親しげ話しかけて来たり、根掘り葉掘り個人的なことを聞いてきたり…はっきり言って気持ち悪かったです。鳴り止まない携帯メール、頻繁に誘われるランチ会、〇〇ちゃんのお家に集まって遊びましょうetc…なんなのその態度、私と仲良くしておけば何か良いことがあるとでも思ってるのかなぁ?と大変不愉快でした。
ママ達の気持ちも分からなくはないのです。子どもが病気になった時に気軽に相談したい、良い先生を紹介してもらいたい、と直接言われました。誰しも子育て中は子どもの病気で不安なこともありますものね。
華やかなんじゃなくて「知り合いに一人いると便利」という意味で人気者だったんです。
❤︎田舎のシャインマスカット❤︎奇跡のような美味しさですね(^ ^)
「知り合いに一人いると便利」以外のイメージは
さて、ママ友の間では妙な意味で人気者でしたが、その他一般社会ではどうでしょうか。昔と違って今は女性が職業を持つのは当たり前。その中でわざわざ「女医」と聞いて思い浮かべるとしたら…他の職種より給料がいい?皆から「先生」と呼ばれて地位が高い感じ?医学部に入学するのは偏差値が高かったから賢い?なんじゃそりゃ。そんないいモンじゃないんだけどなー、でも、なんとなくセレブっぽいイメージなのかな、なにせ「お医者様」なんて呼ぶ方もいるくらいです、勘違い甚だしい、いつの時代やねん( T_T)\(^-^ )
まぁ、実態とは程遠いセレブ感を醸し出す言葉なんですかねぇ。。。
SNSでも人気者
SNSでは女医さんの書く記事も増えました。本名を名乗る名乗らないに限らずとてもフォロアーが多いです。医療関係者でないと発信できないクオリティの高い有益な内容が分かりやすく書かれているからです。そうです、先ほど偏差値云々と書きましたが、女医さんは「(多分頭が良くてよく勉強してるから)信頼されやすい」のです。
世の中の景気が悪いと医学部の偏差値が上がります。食いっぱぐれの心配の少ない恵まれた職業だと思われているからでしょう。加えて、人から信頼もされる。世間一般にはそういうところが妥当でしょうか。イメージ先行ってコワイなぁ…
そして初めの問題に戻る
イメージの良い女医さん、どうも最近は人気の高い職業のようです。女子は真面目に勉強して成績の良い人が多いので、普通に受験すると当然医学部は女子生徒の比率が高くなる、でもそれでは将来色々困る…一体誰が、どうして困るのか?先日の記事の最初の問題に戻ってしまいました。
次回の記事に続きます。